NHK朝の連ドラ「寅と翼」
皆さんご覧になっていらっしゃいますでしょうか…
【尊属殺人】(尊属:親や祖父母…)の被告人が登場しました。
母が家を出て行ったあと、父親に夫婦同然の生活を強いられて子どもを5人産まされた娘が、
父親を殺した事件(昭和43年)です。
私は小学高学年の頃、週刊マーガレットでその事件のルポを読んで釘付けになりました。
何度も読み返しました。
【逃れようのない環境で苦しんでいる人がいる】
(自分だってそうだった筈なのに、自分のことは慣れると日常になって異常と思わなくなる)
【親だからって、偉い訳じゃない】
【殺さなければならなかった…誰にも助けを求められなかったんだ…】
この時、【引き受け難い苦しみを背負って生きる人に寄り添う生き方】へ私のベクトルが向きました。
人様の苦しみに寄り添う生き方を選んだ人には例外なく、並々ならぬ困難が与えられることになります。
私も困難の連続を生きておりました。
20歳のある日、私の渇いた魂は死のうとしました。
「何をやってもうまくいかない、ダメな私…
こんな私でも、丸ごと抱きかかえてくれる観音様のような人がいたらな…
そういう人に私がなろう!
そういう観音様のような人になるために、生き恥さらしてでも生きよう!」
死ぬのを辞めました。
あの時の想いが今に至るまで私のベースになっております。
思えばここまで、「一筋の道」を生きてきました。
「はごろも」は、その集大成です。
【孤立支援 孤立予防】
【ご家族丸抱え】
【全人的ケア⇒身体・精神・社会・魂のケア】
「はごろも」の大切な仲間たちへ
この道を どうかついて来てください。
私と共に歩んで、手伝ってください。